WOSを始めるのは秋が最適

 

日本芝を植えてある程度時間が経つと、冬場に茶色くなって冬眠してしまう事に対して、寂しさを覚える方も少なくありません。

 

冬場に毎週の芝刈りから解放されることで、体力のバランスを保っているとおっしゃる方もいる一方で

 

「ゴルフ場やサッカー場のように、年中緑の芝生を実現させたい」

 

と思われる方もいらっしゃいます。

 

私は昨年、1年中緑の芝生を目指して、

 

WOS(ウインターオーバーシーディング)

 

実践してみました。

 

 

そして、

 

 

大失敗しました。

 

 

今日は、これからウインターオーバーシーディングを計画されている方が、私と同じ失敗をされないようにと、記事を書きました。

 

 

それではどうぞ。

 

 

 

WOSとは?

 

ウインターオーバーシーディングとは、冬に茶色くなる品種の芝生の上に、冬の期間だけ生育する西洋芝の種を撒き、1年中芝生の緑を維持する方法です。

 

春先に枯れるように作られたオーバーシーディング専用の種を使う事で、春先には、ベースとなる日本芝が、例年通り盛り返してくるという流れです。

 

 

 

WOSの3つの段階

 

種を撒く

日本芝の成長にかげりが見える10月中旬くらいに、5ミリ以下にカットし、熊手で少し強めにサッチングをして、オーバーシーディング用の種を撒きます。

必ずオーバーシーディング用の種を購入してください。
通常の種だと、春先に枯れずに残ってしまいます。

下のリンクの中央左に赤でWOSとありますね?これが専用の種です。

いくつか種類はありますが、そこはお好みで。

関東地方は9月下旬から10月上旬です。私は10月下旬に行いましたが、特に大きな問題はありませんでした。

種を撒き、少量の肥料をまいて、最後に上からかぶせるように目土をかけます。

目土が浅いと、風邪で種が飛んでしまいますので、少し多めが良いかもしれません。

台風シーズンです。21号のような規模の台風が来てもおかしくありませんので、風で種が飛ばされないように工夫が必要です。

育てる

秋口と言っても最近は異常気象で、寒くなる事も予想されますので、芽が出るまでは上からビニールシートをかぶせて保温すると、発芽が早くなります。

発芽するまでは、立ち入らないようにしましょう。

発芽するまで毎日水やりをして、寒い日はシートをかぶせて保温。

2週間くらいで芽が出てきます。

4週間くらいになったら、少し引っ張ってみて、根が張っているようでしたら、芝刈りを検討するくらいの余裕でOKです。

 

元に戻す

3月後半になったら、WOSで発芽した西洋芝を短く刈り込み、熊手で荒くサッチングをして、日本芝にバトンタッチするイメージです。

秋口と春先のバトンタッチをトランジットと言います。

どうやら私は、ここで失敗してしまったようなんです。

 

 

私が失敗した、元に戻す作業

失敗の原因

WOSした芝を、あまり短く刈らなかった。

 

春先にWOSした芝生を短く刈り込み、熊手で荒くサッチングする作業ですが、コレが甘かったのか、冬芝が枯れずに多く生き残ってしまいました。

 

GWの時点で、夏芝と冬芝が混在し、色がまばらになってしまったのです。

 

トランジットの際は、刈り込みは徹底的に短くし、サッチングもしっかりと傷がつくくらいまですべきだったと反省しています。

そもそも5ミリ前後まで刈り込める芝刈り機って、ある程度の機能を持ったものじゃないと、刈り込めないんです。

 

手動芝刈り機で短く刈れるのは、この商品しかありません。

 

嘘だと思うならお調べいただいても結構です。一般的な手動芝刈り機は、10ミリあたりが一番短い設定になっています。

 


電動で、お手頃かつ短く刈れるのは、こちらです。

 


電動芝刈り機は手動に比べ、労力はあまり減りません。

電動の良いところは、高回転で刃を回すので切れ味が良いところと、短く刈れるところです。

しかし、最安値の芝刈り機は、実は短く切れなかったりします。

また、レコードが回るような方式の芝刈り機は、切れ味が悪いです。

この商品のようにラップの芯がくるくる回って回転刃で刈る方式の方がきれいに刈り取れます。

 

教訓→春も秋も、正しい道具で刈り込みは徹底的に

農薬の効果は1滴の違いで毒になる

刈り込みを中途半端にしてしまったが為に、冬芝と夏芝が混在し、色の統一性が無く汚くなってしまった我が芝生。

こんな状態を、誰が予想したでしょうか?

 

いっこうに弱らないWOSした冬芝。

 

ここで、私はある農薬に手を出します。

 

冬柴だけを枯らす、グリーンアージラン溶液と言う農薬です。

 

結果、分量をほんの少し間違えてしまい、冬柴は愚か、夏芝まで枯らしてしまいました、

 

しかも根こそぎ。

根まで農薬が回った箇所については、夏になっても復活しませんでしたとさ。

 

こうなったら、張り替えしかありません。

 

 

結果、枯れ果てて1シーズン棒に振るという大惨事に陥りました。

1シーズン前はこんなにきれいだったんですよ?

 

WOSを実施した学び

WOSの種で育った冬芝の生命力は強い

メーカーに問い合わせたところ、いずれにせよ真夏になったら枯れますよ

と言われたのですが、我慢できずに、農薬に頼った事が敗因でしょうね。

 

春先に枯れると言われているWOSの種ですが、生命力は強めと認識ください。

 

だから、

 

WOSをやる際は、トランジットは徹底的にすべき

 

あともう一つ

 

WOSの苗を、家の敷地の隅に実験的に撒いたんです。

そこには一切水をやらずに、2017年秋から

2018年9月4日、台風21号が関西に大きな被害を出したこの日まで

完全放置、夏も一度超えました。

夏に弱いと言われていた西洋芝、しかも寿命が決まっていると言われていたWOS専用の種なのに、元気に生きているではありませんか。

 

枯れてしまって完全放置したメインの姫高麗芝も、だんだん緑が増えてきて、完全に枯れている部分は全体の30%程度まで減っています。

芝生って、黙っていても、手入れしなくても、結構勝手に育つんだな

なんてことも学びでした。

オーバーシーディングはリスクがあります。

専門家にも、勉強になるけれどもリスクがあるぞ と言われました。

良い勉強にはなりましたが、皆様も実施される際は自己責任で、しっかりと計画してから臨んでください。

とことん前向きな私だから、ファイティングポーズをとれますが、

真夏の最盛期に、茶色く枯れた、雑草だらけの芝生を毎日見るのは、結構きつかったです。

 

私は、これを機に、掘り返して床土を改良し、西洋芝に入れ替え、パッティンググリーンを作ろうと思っています。

 

 

その辺りも記事にしますので、今後ともご期待ください。

 

ではでは。