西洋芝を関東地方で植える

西洋芝は関東で育つか?

芝生には2種類の芝生がある事はご存知でしょうか?

冬になると茶色く変色して冬眠状態になる暖地芝と、一年中緑だが夏に非常に弱い寒地芝です。

夏が暑すぎるため、関東以西は寒地芝は向いていないと言われています。しかし、難しいながらも、不可能ではない事は、ゴルフ場やサッカー場、を見れば分かるかと思います。

地温が25度を超えると生育が止まってしまう寒地芝を関東で育てる事は、かなり難しいと言われています。

今日はそんな難しいと言われる西洋芝を、覚悟の上で植えた私のお話。

西洋芝を関東で植える際の注意点

まず、種を選ぶ際に大きな注意点があります。それは、芝生の選び方。
関東以西の場合は、少しでもリスクを減らせるよう、寒地芝の中でも、比較的夏の暑さに強い品種を選ぶ事が重要になってきます。

気休め程度にしかなりませんが、寒地芝は品種改良が盛んな品種ですので、暑い地域でも生き延びている寒地芝の種を研究し、掛け合わせて新しい品種が続々誕生しています。

007「ダブルオーセブン」やtyee「タイイー」などが比較的最新で、夏に強い寒地芝生の種の代表例です。検索しやすいように表現すれば、「耐暑性が強い寒地芝」となります。

手に入りやすい耐暑性に優れた寒地芝と言えば、トールフェスクが有名です。

ちなみに、陰に強い特徴は 耐陰性と呼ばれ、代表的な品種はケンタッキーブルーグラスです。

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木の陰になってしまうようなところや、日当りの悪いお庭の場合は、こちらも良いかもしれませんね。

関東で寒地芝を成功させる為の床土作り

私は寒地芝を植えるにあたり、暖地芝時代と大きく床土を入れ替えました。

暖地芝時代は、20センチ土を掘り返し、芝生の床土を混ぜてから芝を張っていました。

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寒地芝は、どうせやるならゴルフ場のグリーンのようにしたいなということで、再度25センチ掘り返し、土を捨て、90%砂、10%改良土に変更しました。

床土の構成

砂:ゼオライト:ピートモス:パーライト=9:0.5:0.25:0.25

本来ゴルフ場のグリーンは、60センチくらい掘って、排水の管を埋め、中石の層、小石の層、その上に砂90%改良土10%で構成します。

今までの経験上、そこまでやらなくてもある程度出来るという自信があった為、25センチ掘り、排水管は入れずに、砂と改良土の構成だけコピーしました。

まだ、夏超えはしていませんが、いまのところ順調に育っています。

西洋芝15平米分のコスト

15平米の土を25センチ掘り返すのは非常に大変です。その土を捨て、1.5トンの砂を入れ、ゼオライト、ピートモス、パーライトを全体の10%分混ぜ合わせ、床土としました。

  • tyeeの種  7,000円
  • 土のう袋  5,000円
  • 残土処理  5,000円
  • 砂1.5トン  12,000円※
  • 改良土    8.500円

合計      37,500円

ちなみに砂1,5トンは搬入込みの価格ですが、友人にトラックで搬入を手伝ってもらった友情価格です。

搬入でトラックで運んでもらう場合は+3万円前後見ておきましょう。

関東以西で寒地芝は覚悟が必要

地温25度以上で枯れて行く寒地芝を、関東以西で育てるのは、非常に大変だと勉強して痛感しています。

水やりは水分量を計りながら実施する必要があるし、地温管理も必要になってきます。肥料のやり方も、1年通じて量を量りながら、状況をみて適切な肥料をまかなければなりません。コアリングも定期的に必要です。

だからこそチャレンジしている訳ですが、ある程度の覚悟は必要かと思います。