家を買うのは、不安ですかね?
注文住宅を年収の5.5倍のローンで購入した私が言うのもなんですが
家を買うと言うのはリスクでしかありません。
5000万円の家を購入してローンを組むと、ローンの金利でだいたい6800万円くらいの出費となるようです。
人生の優先順位は、お金を貯める、財を成す、資産を運用する だ!!
と言う方は、購入しない方が良いでしょう。
20年以上の住宅ローンを組むと言うのは、年収が今の水準をその期間維持、もしくは上昇する事を前提にした制度です。
住宅ローン以外に、子供がいる場合は年々増えていく養育費、教育費も視野に入れないと行けません。
加えて
東日本大震災、阪神大震災、そして、今回の大阪の地震や台風21号の被害ようなリスクもあります。
高額の出費に外的リスク・・・
家を買うのはリスクだらけです。
それでも私は、家を買いました。
理由は
欲しかったからです。
世の中には
バイクが好きな人、車が好きな人、洋服が好きな人など、様々な方がいらっしゃると思いますが、
そんな方に、「購入しないでレンタルでも良いのでは?」と言っても、
購入しないと気が済まない方もいらっしゃるでしょう。
私は家を自分の物としたかったのです。
リスクを承知で、欲しかったのです。
他に理由はありません。
家が欲しい、ローンを組みたいけど不安だと言う方へ
不安な理由を整理しましょう
- 今の給与水準が長期的に保てるか不安
- 外的要因で収入が途絶える、減少するような事があるかもしれない
- 病気で働けなくなるかもしれない
- 転勤の可能性
これらの不安は、考えても仕方の無い部類に入ります。
給与水準は自分の実力であげて行くもの。
英語の勉強をしたり専門性を身につけたり、毎日正しい努力をしていれば、
あとは どっしり構えて毎日を過ごすだけです。
外的要因について
地震やリーマンショックなどのアクシデンタルな事は、考えても仕方の無い事です。
明日大地震が来たらどうしよう
そう思って未来に絶望しながら生きていても、楽しい人生は切り開けません。
病気で働けなる可能性について
禁煙したり食事を考えたり運動したり、すべき事をしたら、あとは天命と思えば良いのではないでしょうか?
転勤の可能性
転勤の無い会社に行くか?会社と交渉するか。
悩んでいる方が多いように感じますが、悩むまでもありません。
この他にもたくさんありますが、考えても仕方の無い事に時間を割くのは人生で一番無駄です。
すべき事をして、悩まない。
家を買う際にしっかりと考える時間を確保すべき事
人生のマネープラン
未来は予測できませんが、私が定年になるのは何年後か?は明確に決まっています。
子供が小学校に入学するのも、大学に入る時期も、明確です。
そんなリストはウエブ上にたくさんあります。
現在の家族の年齢を打ち込めば、何年後にどのような出費やイベントがあるか、ある程度の未来を確認する事ができるのです。
そういった表を作ってみると、自分はいくら住居にお金を使えるのか、だんだんクリアになってきます。
そして、どのくらい稼ぐ必要があるのかも。
あれこれ悩まれている方は、一度コレを作ってみると、結構すっきりします。
住宅ローンシュミレーションを楽しむ
住宅ローンシュミレーションはある意味楽しんでください。
彼らはお金を貸したい訳ですから、借り入れ上限金額も、金利の条件も、一番良い数値を出してきます。
年収を入れて、借り入れ上限金額を確認してみてください。
こんなに借りてよいのでしょうか?という数値が出ると思います。
物件の予算を入力して、毎月の支払金額を確認してみてください。
こんなに少なくていいの?と言う数値が出てきます。
住宅ローンシュミレーションは、
「俺を気持ちよくしてくれてありがとう」
くらいの冷ややかな目で見ておいてください。
言うがまま購入したら、大変な事になります。
マンションなら+3万円、戸建てなら+2万円
この数値は、固定資産税、(都市計画税)修繕費、共益費、管理費、駐車場代などの金額の平均を考慮した数値です。(目安)
特にマンションの場合は、修繕積立金や管理費、駐車場代は強制ですのでご注意ください。
家賃と同じ金額で資産が手に入りますという数値に、必ず上記の数値を毎月分として加算した上で検討してください。
ローンの計算は、車の車体価格と思ってください。
スライドドアやカーナビ等のオプション金額は計算されていませんし
もちろん車検代、毎月のガソリン代も、別で考えなければなりません。
維持費は結構高いですよ。
住宅ローンを自分で検討する
まず基本の概念を
収入が多い→変動金利を検討
収入が多くない→固定金利を検討
超低金利時代で、この概念が崩れているのが気になりますが、、、
あくまで自己責任で判断してほしいのですが、
住宅ローンはハウスメーカーや不動産屋のおすすめだけでなく、自分で探して自分で仮審査を申し込んでおくことを推奨します。
良くあるパターンが、工務店やハウスメーカーの提携している銀行にせざるを得ない場合です。
住宅ローンと言うのはタイミングが命。住宅ローンには申請 仮審査 本審査 承認と言う流れがあります。
支払日までにそのすべてが終わっていなければ、どんなによい住宅ローンを着付けてきても、世の中は対応してくれません。
そこを逆手に取って、中堅、零細ハウスメーカー等はローンの話をぎりぎりまで出さなかったりします。
気になる住宅ローンは自分で検索して仮審査を通しておくべきでしょう。
少なくとも、提案された住宅ローンと自分で調べた住宅ローンの条件を比較するくらいの攻めの姿勢が必要です。
最近すごいなと思っている住宅ローンは
じぶん銀行の住宅ローンです。
金利が業界最低金利でありながらも、団体信用生命保険料込み。
一番の注目は、がんになった場合の対応。
ここが他社と比較してずば抜けてすごいです。
がんと宣告されただけで、住宅ローンが半額になります。
他社の住宅ローンに付随しているがん保険って、良く読むと、
就労不能になって1年後から対応など、ケースとしてはなかなかレアな状態にならないと免除等のバズーカが発動されない物がほとんどのなかで、
じぶん銀行
は、宣告された瞬間に半額になると言う、金利なんてどうでも良くなっちゃうくらいの破壊力を持っています。
気になる方はご自身の目でご確認ください。お金の情報は、自分で確認して自分で判断して決断しないと駄目です。
じぶん銀行←詳細はコチラ ご自身の目でご確認を
現在の出費を見直す
乱暴なことを言えば、
- 生命保険を掛け捨てに変更する
- 携帯電話を格安携帯にする(楽天カード×楽天モバイルで無料も)
- マネーフォワードでお金の流れを眺めてみる
- 車の購入計画を中止する
4つ当てはまる方は、全て上記の通り実施すれば、年間軽く100万円は節約できます。
電気をこまめに消すとか、冷蔵庫のあけている時間をどうのとか、そんな節約は心を狭めるだけなので、実施しない方がましです。
100万円の節約は130万円以上の年収増に匹敵し、毎月の手取りが10万円近く追加される そんなイメージです。
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消費税増税を考慮する
さすがに今回で4回目の増税。消費者も増税後の方が物価が安くなる事を知っているので、駆け込み需要もさほど大きくはないでしょう。
しかし、世の中にはまだまだそういった流れに翻弄されている方々がたくさんいますので、住宅の駆け込み購入はある程度あると思われます。
次回の消費税増税は2019年10月です。各メーカーはそれを元に、2018年夏あたりから、いつまでに○○しないと間に合いません 的なキャンペーンを打つ事でしょう。
そこに乗るか乗らないかは貴方次第ですが、多くの方が行動される中に入らない方が良いでしょう。
少し前に行動するか、増税後にするか。
私は家を購入した事で学べた事
- お金の勉強ができました。
- マネープランを作成した事で、お金の使い方にメリハリが出ました。
- 節約ではなく構造改革をしたので、無理なく貯蓄できています。
- 子供三人、毎日周囲を気にする事無く家中走り回っています。
- 庭に芝生を植えたり、ウッドデッキでコーヒーを飲んだり、人生の充実度が桁違いに上がりました。
- 地域に覚悟を決めて入り込む事で、新たな人間関係が構築されました
毎日充実しています。
家を購入して、後悔は一度もありません。
私は家を購入する際に、ネットでいろいろ情報を集めていたら、とにかく、破産やら一家離散やら、ネガティブな情報ばかりでした。
本当は家を買う自分の背中を押してほしかったのに・・・。
世の中に、家を買う事に対してポジティブな記事が少ない事を憂う。
そんな思いで、今日は記事を書いてみましたとさ。