
注文住宅、家購入、こんな考え方で買ってはいけない
恋愛は付き合うまでのプロセスが楽しい。プラモデルは完成するまでが楽しい。旅行は、出発日前日の夜が1番ワクワクする。
誰もが感じるこの感覚、注文住宅、家を購入する際にも、当てはまります。
家を買う前はテンションが上がっている。そう思って少し冷静な目が欲しいところです。
注文住宅、家購入、こんな考え方で買ってはいけない。友達呼んで庭でバーベキュー
「庭でお友達呼んでバーベキューなんかもできますよ?」不動産屋に言われて胸踊るパパ。
バーベキューの嫌な部分を見てみます。
- 日中なら近所の洗濯物に匂いが移る
- ハイテンションで近所迷惑
- 準備、特に嫁さん。チョー大変
- コスト、意外にかかります。
- 景色がないといまいち盛り上がらず
- 片付け。特に洗い物。嫁さんきつい
つまり、頻繁にやってられない。最悪、苦情などで、できなくなる可能性すらあります。
妻からは「片付け大変だからもう嫌!」ご近所からは「少し、自粛ねがいますか?」なんていわれちゃう。
都心でこれをやるなら、屋上庭園ですね。
注文住宅、家購入、こんな考え方で買ってはいけない。ウッドデッキでくつろぎタイム
夢のウッドデッキテラス。
休みの朝はコーヒーでも飲んで、ゆっくり時間を堪能してやる!妄想が広がるパパ。
ドライブがてらウッドデッキのあるお家、見てください。半数近くが使われず、中には朽ちているものもあると思います。
そして、意識してみると意外にウッドデッキのお家、簡単に発見できちゃいます。
そうなんです。ウッドデッキ設置家族の多くの悩みが、丸見えで恥ずかしい という事なのです。
ウッドデッキでくつろぐなら、インナーバルコニーにすべきです。こちらも建築上の制限が増えたり、日差しが部屋に入らなくなったり、コストがかさんだりと、クリアすべき項目が多いので、心して取り組んでください。
注文住宅、家購入、ダメな考えとはどんな考え?
この2つに共通している考えは、非日常をメインに考えている点です。
バーベキューを庭でやるのは非日常です。やるとしても年3回程度が限度でしょう。年間の1%に満たない日にちに重きを置いて判断してしまうと、実生活の99%の快適性に支障をきたします。しかも何かご近所トラブルが起きて、バーベキューをやりにくくなってしまったら、どうしましょう。
ウッドデッキでのくつろぎタイムも非日常といえば非日常。目隠しくらいなら対策次第ではなんとかなりますが、車通りが多く音と臭いが気になる、歩行者との距離が近すぎるなどは、どうにもなりません。実際コーヒーを飲んでみたら、うるさい、恥ずかしい、歩行者をびっくりさせてしまう などの理由で、初日、五分で部屋に戻ってきた。そうなると事態は深刻です。
なんだ、バーベキューは俺が家購入を決断した大きな理由の1つだったのに!
ウッドデッキで毎日心を癒せると思ったことが決め手だったのに!
こうなるとパパの住宅ローンのモチベーションが、だだ下がりとなってしまいます。
いかがでした?
バーベキューやウッドデッキの話が出たら、少し冷静になりましょう。