「家を買ってはいけない」に反論する
家を購入する時、たまに不安弐なりますよね。webで情報収集というのは購入前に欠かせない行動だと思うのですが、なかなか「実際に家を購入した方が購入を満足しているのか、後悔なさっているのか」を反映させた記事にたどり着く事が出来ませんでした。
改めて検索してみると、
- 家の売買の広告の記事にたどり着く
- 資産価値が無くなるから買うなという話に行き着く
- 完成するまでの日記的な物
- ハウスメーカーに対する実体験
- 建てた後、収納やらインテリアの記事
買いたいと思っていても、それをなかなか後押ししてくれる記事が無い。
なので私が、実際に家を買った人間の生の声をお届けします。
今日は、
「家を買ってはいけない」に反論します。
「家を買ってはいけない」資産価値の事ばかり
家を買っては行けない理由のほとんどは、
新築大好き日本人は、高い買い物をさせられ、かつ、住み始めてから売ろうとすると、すぐに購入金額の半額になってしまう。というもの。
一瞬にして価値が失われて行く物に大金をはたくなんて、投資としては全くおかしい!!!と。
皆様は、死ぬ前までに、いくらの資産を残したいですか?
相続税で50%も持って行かれる日本の税制の中に生きているのに、そんなに資産残したいですか?
そんなにどうなるか分からないうん十年先の老後の心配して、楽しいですか?
大事なのは「今」です。
どんなに資産が目減りしようと、
子供が小さいうちに、家族みんなで楽しめる家を買う
そこに価値があるのです。
多額の借金をする見返りは「
今を楽しく生きる」事が出来るってことです。。
家を買ってはいけないに反論「帰ればお気に入りの空間」が待っている。
人生の時間のうち、半分は仕事、半分は家での時間。
現役時代は半分以上仕事でも、定年すれば半分は家での時間。
家での時間は、多くの時間を過ごしている仕事と同じ位、大きなウエイトを占めています。
より良い職場環境を求めるように、すばらしい住環境を作ってみてください。自分らしさを反映させた、自分たち家族の為だけの空間を作ってきてください。
お気に入りの空間を作り、ローンを組んで自分を奮い立たせ、より条件の良い仕事が取れるように精進する。
こうすると、仕事も家も充実してきます。
家を買ってはいけない に反論 子供がのびのび暮らしている
マンションに比べ、上階下階の方へ配慮をしなくて住むのは想像に難くありません。
先日完成した近所の大型マンション。物件名を検索してみたら、サイトが立ち上がっており、「どこの家の子供がうるさい」とか、「直接苦情を伝えるべきか」「全員に対して苦情を共有するのは気分が悪いからやめろ」とか、荒れていました。
戸建てで良かったなと思いました。
私たちは、部屋のなかにいる子供たちに、静かにしなさいと注意する事はありません。
だから、子供は毎日のびのび、遊んでいます。
家を買ってはいけないに反論 お金の勉強ができた
- 住宅ローンを固定、変動どちらにするのか?
- 変動、固定の金利はどのように決まるのか?
- ローン以外で払わなければならない税金はどのように決まるのか?
- 今後30年間でどんなイベントがあり、どのくらいのコストが掛かるのか?
- いくら貯金すれば良いのか
- 貯金で良いのか?
住宅ローンを決めるときに勉強し、人生マネープランを作りました。
私はこの計画を立てて、生命保険の見直し、携帯代金の見直し、ポイントが一番貯まってお得なクレジットカードへの変更等、矢継ぎ早に対策を施し、賃貸時代に比べて、年間100万円以上出費を抑える事に成功しています。
家を買ってはいけないに反論 外構工事を依頼せずに遊ぶ
外構工事を一切依頼せず、土むき出しの状態で引き渡してもらいました。
外構工事は私の遊び場。
半年かけてフェンスを作り、半年かけてウッドデッキを作り、半年かけて芝生を張り、今はウッドフェンスを作っていて、次は外の水道をおしゃれにしちゃう予定。
週末はやる事だらけ。
子供たちは、時には手伝い、時にはどっかに行き、楽しんでいます。
そういうのってDIY得意な人だからでしょ?いえいえ、私、高倉健さんばりに不器用です笑。
家を買うと、人が変わるんだなと。
家を買う事で生まれた愛着が、自分でも信じられないような趣味を持つ事につながりました。
今はDIYと芝生管理にハマっています。ともに、家を買う前は一切私の人生とは関係のなかった領域です。
家を買っていはいけないに反論 外出が減る
賃貸暮らし時代、家族の暇を紛らわす為の、毎週末の外出が常態化していた我が家。
朝は横浜青葉で渋滞、夜は海老名で渋滞、足下見られた価格帯の食べ物を食し、疲れて帰り、夜ゴハンも買ったり食べに行ったり。。。
100キロ圏内の日帰り旅行でも、
2万円弱は消費・・・
しかし今では、家でたくさんやる事があるから、外出への興味が亡くなりました。また、子供たちも家に満足しているから、どこかに行きたいもと言わなくなりました。
今では外出、半年に一回あるかどうか。
2週間に1回、高速道路を使ってどこかに行っていた時代と比べると、今は年間60万円近くの出費をセーブしている事に。
家で過ごせば疲れもなく、月曜日を迎え、仕事も充実し。
なにより、気晴らしに行ったはずの小旅行、実際気持ちが晴れ晴れしたことがありません。
そういった人生の無駄もカット出来るのです。
家を買ってはいけないに反論 新たな趣味の発見
僕は無趣味でした。
庭に人工芝だと何だか寂しいという事で、何となく姫高麗芝を張ってみた所、おおざっぱな私がドハマりしてしまい、今ではかけがえの無い癒しの時間となっています。
また、住んでいる地域に本拠地を置くプロスポーツの観戦や、僕が大好きな高校野球の球場等、一生を共にするモノやコトに巡り会い、あっという間に明確な趣味が確立されました。
地域に根ざして生きると言う事は、賃貸とは違う覚悟が生まれ、新たな出会いや取り組みに参画できるのです。
家を買ってはいけないに反論 ウッドデッキで心豊かに
ウッドデッキ付きの賃貸はあまり出回っていないと思います。
家を買ってウッドデッキを設置してみたのですが、想像以上の癒し効果があります。
ポイントは、
バーベキューやホームパーティなどの特別なイベントを利用目的とせず、毎朝のコーヒーや夕暮れ時のビール等、日々の生活での仕様を目的とする事です。
これが想像以上の癒しとなっており、家を買ってよかったと強く思える大きな一因にもなっています。
家を買ってはいけないに反論 家の中をよりおしゃれにしたい欲求が楽しい
家具を買うタイミングは、70%が引っ越しのとき。家を購入する時は金銭感覚が麻痺しているので、一気にそろえたくなるのが人の性。
でも私たちは家具は最初からそろえず、必要だと思った物をすこしづつ買うようにしました。
もちろんイケア。既製品だと楽しみが無くなっちゃう。
家を買って自宅をカスタマイズしたいと思った時に、イケアの偉大さに気づきます。
組み立て、あぁ楽し。
家を買ってはいけないに反論 地域と覚悟ある付き合い
おとなりさん、ご近所さんとはうまくやっていきたいもの。子供たちもたくさん戸建て同士の友達が増えました。人生の友人です。
お互い関係を良くしたい気持ちで交流するからこそ生まれる、古き良き日本のご近所付き合い。
地域との関わりも増え、利害関係のない、本当の人脈が広がって行きます。
家を買ってはいけないに共感 住宅ローンとお金の使い方。
人生にはメリハリと優先順位が必要です。
私と妻は、縁側のある庭付き戸建てを持つ事が夢でした。
平均的な収入である私たちは、十分な頭金を確保出来ませんでしたが、家にお金を投じている以上、生活を質素にする事だけは心がけています。
私は洋服に興味はありません、車は持っていますが、特に興味はありません。
家での時間をどれだけ癒しの時間に出来るか。そこを追求する事が好きなのです。
家を買ったら、我慢の連続という話も耳にしますが、何かを我慢するという考えではなく、好きな物だけに集中し、本当に良い物だけを購入するスタイルを確立させれば、我慢という意識は減ります。
バイクが欲しいから、夜遊びを控える。
ここに我慢の概念は無いはずです。バイクを買ったときの事を想像するだけで、我慢が楽しみに昇華していきます。
家を買い、子供を私立に行かせ、ご近所や同僚に触発されて新車を買い、みたいな生活をしていたら今頃僕も苦しい毎日を送っていると思います。
お金の使い方は家を買ったらしっかりと計画を立てる必要があります。
私は家を買って大満足。
お陰さまで、とっても素敵な毎日を過ごせています。
日々、是、感謝。