ウッドデッキのハードウッド材
ウッドデッキの素材は大きく分けて3つあります。
人口木、天然木、天然ハードウッド木です。
ウッドデッキを作る上で一番避けなければならないことは腐敗です。
この3つの素材のうち、単純な天然木でウッドデッキを作ると早期に腐る可能性があるので、おすすめは人口木か、ハードウッドです。
ウリンやセランガンバツなどに代表される、鉄のように固い木材、ハードウッド。
我が家は床材は人工木のウッドデッキですが、本物の木の風合いが恋しくなり、ウッドフェンスはDIYでハードウッドのウリンを使って組み立てました。つまりウッドデッキもウッドフェンスも、腐敗に対して最大限考慮した素材選びをしました。
今日はハードウッドの代表格であるウリン材を5年間ウッドフェンスとして使用した感想を共有します。
ウッドフェンスのハードウッド、メンテナンスは必要か?
ハードウッドは丈夫で腐らない事は間違いありません。
しかしながら、完全にメンテナンスフリーか?と言うと、そうではありません。
結論から言うと、ハードウッドでもメンテナンスは必要です。 その理由を説明します。
木材は、大きく分けて2つの理由から、素材、見栄えが崩れていきます。
1 雨風、湿気、温度の変化、虫食いによる腐り。
2, 紫外線、気候による色落ち
ハードウッドは、1については非常に強い耐性を持っており、30年、状況が良ければそれ以上、腐らないと言われています。私が使用しているウリンは特に、非常に固く、丈夫です。
実際ウリンを手にしてみると、虫が入り込めそうな雰囲気はありません。私は虫ではないですが、実際持ってみると、これは入り込めないなという雰囲気がすごいです笑。
また、水にも強いので雨による腐りは心配しないでも良さそうです。
しかし、夏が終わりかけた頃から、だんだん、色落ちが目立つようになりました。
ハードウッドのデメリットは「重さ」「価格が高い」「加工しにくい」などに追加して、色落ちも付け加えるべきかと思います。
この色落ちですが、よく見てみると、表面が乾燥して少しささくれっぽくなっています。これはそのまま放置すると、見栄えだけの問題ではなく、寿命にも影響しそうな雰囲気です。
ハードウッドは、防腐対策は必要ないが、色落ち対策は必要という事になります。
ウリンの色落ちが激しい時のハードウッドメンテナンス材
ウッドデッキに使用されるハードウッドの天敵は、経年劣化による色落。
結構色落ちが激しく、表面も乾燥肌のようになるので、対応策は知っておきたいところです。
そこで、屋外木部保護材を3種類購入して色々試しましたが、一番のおすすめはジャラオイルでしょう。
色々試行錯誤の上に出会ったジャラオイル。どんなものかというと、
- 紫外線が大変強いオーストラリアで開発された。
- 水性塗料で、さらさらしているので素人でも塗りやすい
- 重ね塗りをすると、色に深みが出てくる
実際に試してみました。 水を塗っているような感覚なので素人でも簡単。 色が薄いなと思ったら、重ね塗りでオッケ。左下、塗る前、色が濃い部分が今回塗った部分。 ジャラオイルの効果は一目瞭然です。
経験上、ハードウッドに中途半端なオイルを使うと、取り返しのつかない事になります。そして、その修正には非常に時間がかかりますので、最初からよいオイルを塗るべきかと思います。
ハードウッドでウッドデッキを作り、ジャラオイルを常備しておけば、何も心配する事はありません。
物を売りつけるような記事は書かないと誓っているのですが、こればかりは文句のつけようがありません。
もし貴方の家に、ハードウッド建築物があり、色落ちで悩んでいらっしゃるのであれば、メンテナンスはジャラオイルで決まりです。専売特許があり、在庫が無くなる事もありますので、少し多めの購入が良いかもしれません。