
芝刈りはトップ30%ずつ刈って行くのはなぜ?

芝刈りを怠りすぎて、伸びきってしまった芝生。今後も定期的に芝刈りが出来そうも無いな

このように芝一気に短く刈る事は、絶対やってはいけません。
芝刈り後茶色くなった汗!!!原因は軸刈り。軸刈りの写真をどうぞ
どやさぁ〜

9月であれば、芝刈り頻度は2週間で3回程度を目安に
芝刈り失敗?今の僕にとっては、失敗ではありません。
実はこの軸刈り、今回私は意図的に実施したのです。 根からの養分吸収と、葉からの光合成で成長している芝生にとって、葉の部分を刈り取られるというのは、芝生の成長が著しく遅くなります。 これは、実は次のステップへの布石なのです。 全部茶色くしてやろうと意気込んだのですが、意外に綺麗に仕上がってしまいました。子供の足下の雰囲気で短さを確認出来ればと思います。
オーバーシーディングで冬も緑の芝生に
暖地芝と寒冷地芝の特徴を合わせて活用し、一年中芝生を緑に保つ為に、オーバーシーディングという方法がある事をご存知でしょうか? 野芝や高麗芝等の暖地芝は、春から秋にかけて緑になり、冬は茶色く変色し、冬眠期に入ります。 一方で、ケンタッキーブルーグラス等の寒冷地芝は、一年中緑を保ちますが、夏にめっぽう弱く、夏越えが非常に難しいと言われています。 北海道や東北地方では、寒冷地芝で良いのですが、関東以西は、寒冷地芝を植えると、夏、とても大変な管理を必要とします。 通常の暖地芝に戻す為には、春先にも同じような切り替えを行います。 春先は寒冷地芝を短く刈り込んで成長を鈍化させ、変わりに暖地芝の生長を促すことで。切り替えを行います。
暖地芝、寒冷地芝、それぞれの成長サイクルを生かして一年中緑を保とうとする方法が、オーバーシーディングです

今年、初めて姫高麗芝を晩秋に短く刈り込んで強制冬眠させ、そこに寒冷地芝の種をまき、真冬も緑を保つということに挑戦しようと思っています。
オーバーシーディングで、達成したいもう一つの事
私にはもう一つ、オーバーシーディングを実施したい理由があります。床土の修正です。 2年間、我が家の姫高麗芝は良く育ってくれました。(表紙の写真)反面、床土は固くなり、目土だけでは修正しきれない凸凹が激しくなってきたことが、私の悩みでもありました。 通常通り、芝生を育てていると、やはり、床土ではなく芝生の育成を優先してしまいます。 オーバーシーディングの際に入れ替えがあれば、芝生の成長を気にせず、床土とじっくり向き合える訳です。 オーバーシーディング実施で床土にエアレーションしまくったり、凸凹の修正も思いっきりしたいなと思っています。最後に
この記事は、オーバーシーディングを検討されている方が、私のブログを読んで、無駄な失敗をしない為に参考にしてくださればと思っています。 決してオーバーシーディングのベテランではありません。 今年のオーバーシーディングに備え、勉強し、手順と適切な材料や肥料をそろえているだけの、ただの素人です。 そこをご理解いただいた上で、私のブログにおつきあいいただけるなら、ぜひ、今後の記事にご期待ください。 2017年9月追記
これから準備しようとしている道具をご紹介します。 種 ※オーバーシーディングの際に撒く種は、オーバーシーディング専用の種 である必要があります。オーバーシーディング専用種は、春先に入れ替えがしやすいような加工がしてあります。「WOS」などの表示を確認の上、注意して購入してください。

