住宅ローン戦争は行き着くところまで来てしまった。
住宅ローンは、どの銀行もサービス合戦状態。
金利を引き下げたり、ついてくる保険を充実させたりと、借り手にとって、うれしい事ばかり。
まずはそういった状況である事を認識しましょう。
今は圧倒的に、借り手の方が優位なんです。
たくさんの異性に、同時に告白された経験ありますか?
えー、
私はありません(笑)
何をお伝えしたいかと言うと、そういった時に必要なのが、
判断基準や優先順位ではないかと思うのです。判断基準が無いと、後悔した選択をしてしまいそうですよね。
住宅ローンは今その状態ですので、判断基準をしっかり持ちましょう。
住宅ローンは、
営業さんがいい人だからとか、必要な時にたまたま目の前に現れたローンだったから、と言う理由で決めてしまうと、もったいないです。
住宅ローン選びの3つのポイント
金利が低いかどうか
住宅ローンを変動金利、固定金利で分けて、5社くらい調べてメモしてください。価格ドットコムでも確認できます。
「大手だからといって最低金利ではない」と言うのがポイントです。
特に、都市銀行は条件があまり良くありません。金利が低くても、それ以外の諸条件は本当に良くありません。お気をつけ下さい。
また、借りる期間、頭金の割合によっても金利が変わります。まずは、金利を低い順に表示して、それぞれ中身を確認する。
借りる期間や頭金はそれぞれでしょうから、皆様に合った金融機関を5社くらい、メモしておくと良いでしょう。
ポイント→
マークした銀行は紙に書き出す
団体信用生命保険、付帯される保険内容の確認
金融機関は、どんどん住宅ローンを借りて欲しいので、色々なサービスをしてきます。
その中でとても大きいポイントが、団体信用生命保険です。
念のため説明すると、ローンを組んでいる人が亡くなったら、残りのローンがチャラになる保険です。
私が住宅ローンを借りた時、団体信用生命保険代金は、がっちり別途、請求されています。
その金額、
総額で国産ミドルクラス新車1台分です。
毎年、1月にドカッと請求されるため、半年前くらいから意識していないと危険です。
それが今、
団体信用生命保険代金、無料ですって言うローンが出てきています。
コレは大きいですよね。
金利を少し上乗せすると、団体信用生命保険が無料っていうローンもありますが、その会社にこだわりが無ければ、完全無料の方が良いに決まっています。
ポイント→
先ほど金利を調べたメモに団体信用生命保険料金の状態を追記
付帯される保険については、惑わされない事が大切
住宅ローンに付帯されているがん保険は、必ず調べてください。
コールセンターで聞くのも良いです。
「どういう時に、この保険が適用されるのか」
「がんになって、○○ヶ月以上入院して、退院したけど、就労不能状態が○○日以上続いた場合に、住宅ローンが免除されます」
あーーそれは助かる・・・
と思っちゃだめです。
医療の発展で、入院期間は短くなる傾向になっていますし、そもそも、
30代、40代で、上記の状況になる確率は限りなく少ない。
降水確率3%のときに、折り畳み傘を高額で購入して鞄に潜めておいて雨が降った時に、ドヤ顔をする状況に似ています。
金利上乗せで生命保険、医療保険特約がついてきます→即拒否
無料でついてきます→保留。
ポイント→
先ほどのメモにこの情報も追加
住宅ローンの手数料比較も、忘れずに。
大きく分類すると、
- ネット銀行の住宅ローンは、借入金額の2.1%前後
- ソニー銀行、新生銀行などは、借入金額に関係なく一律で5万円前後
→仮に皆様が3000万円のローンを組んだら、
- 63万円
- 5万円
ね、大きいでしょ?
また、コレはどうにもなりませんが、銀行側が、この方は問題ないと判断すれば、手数料が少なくなる場合があるようです。この人はリスクが大きいと金融機関が判断すれば手数料を上げてくる銀行もあります。
その幅、62万円から250万円
手数料をどのように設定しているのかも、大きなポイントです。
さて、メモした紙を確認してみてください。
ある程度絞れたら、その銀行のみを徹底的に調べ、自分に合ったローンを自分で決めてみてください。
そして、
いいなと思ったら仮審査をどんどん出してください。
住宅ローンはタイミングも大事。支払日までに審査が終わっていなければ、どんなに良いローンも借り入れる事はできません。
最後に、
作成したメモの住宅ローンを調べた後に、こちらのローンも最後に確認してみてください。
もちろん、
- 団体信用生命保険は無料です。
- 金利も常に最低金利を維持しています。
手数料だけ、2%と通常なのですが、
ここの無料でついてくるがん保険が、
宣告された時点で、残りのローン半額、という、とんでもないサービスがあるのです。
1週間程度で退院しても、住宅ローンが半額になる金融機関。
三菱UFJ銀行と、KDDIが共同出資した
じぶん銀行の住宅ローンです
住宅ローンは人生の半分近くの時間をともにするものです。
結婚と一緒ですから、自分の意志で、悔いの無い形で決めたほうが良いですよ。