後期高齢者が住む実家をスマートロック化。

なぜ両親の自宅をスマートロックにするのか?

最近両親が、鍵の閉め忘れについて言い合いになることが多くなりました。原因はしっかり鍵を閉めたかどうか?です。基本的に父が閉め忘れることが多く、母がしばしば父に強く当たっていました。一方で母も時々同様のミスを犯しており、我々息子たちとしては「しょーもな」というため息しか出ませんでした。

こんな問題を、IT素人の私たちが、最新テクノロジーで解決してみようと思ったのが今回のきっかけです。

両親が2人とも、長年iphoneを利用しているという条件付きですが、同じ世代の親を持つ皆様の参考になればと思い、記事にしました。(iphoneの購入、設定とトラブルシューティングは私の役目、ちなみに夫婦揃って先日値上げ後のiphone13proを予約)

というわけで、以前から気になっていた、Qrio Lockを、後期高齢者の両親が住む実家に設置したらどうなったかというお話です。

スマートロックの選び方

3年くらい前から、個人的にスマートロックには興味があり、ざっと確認をしておりました。その中で、検索した時に3年間継続して必ず目に入る、Qrioにしました。他のスマートロックは確認すらしていません。どのメーカーも機能はほとんど同じですし、何より大事なのは信頼性、安全性かと思います。このご時世、3年間トップに君臨するということはある程度の信頼性があると判断し、Qrioに決めました。

ブログのおすすめ記事は全て広告収入を目当てにしているので、より多くの商品をよりよく伝えようとします。そういったところで決めるのもいいんですけど、たまには私のようなこんなズボラな決め方もありかなと思います。

設置、初期投資など

  • 自宅のドアが設置できるものなのかどうか、最後まで不安になるところかと思いますが、構造を見る限り、スペースさえあれば、ほとんどのドアで設置可能と思います。(購入前のチェックリストがあります→ここで問題なければ多分大丈夫です。実際の商品にもかなりフレキシビリティを感じました)Qrioセルフチェックシート
  • 自宅から遠く離れたところから鍵の開閉をするためには、付属のアダプタが必要です。
  • 不要と思われる機能はオフにできるため、高齢者でも使いやすいかと思います。

主に使用している機能

  • スマホアプリを使った鍵の開閉
  • 鍵の開閉の遠隔操作
  • 合鍵(電子キー)の親族へのシェア

合鍵を持つには、それぞれがアプリをダウンロードする必要があります。また、遠隔操作にはQrio hub(別売)が必要です。

主に使用をしていない機能

  • 近づいたら解錠される機能
  • オートロック(遠のいたら施錠される機能)

オート開閉機能ですが、まず開ける方は、反応が鈍かったので念の為利用を中止しました。
オートロックの方ですが、夏場、父がスマホを自宅に置いたまま外で作業をし、母がスマホを持って買い物に行くシーンがよくありますが、オートロックを設定すると、母が帰宅するまで入れないなどのケースを想定し、使用をしていません。

高齢者にもわかるスマートロックの運用方法

  • 基本的に今まで使っていた鍵については、何も変更なく、持参してもらいます。
  • スマートロックはあくまで保険。あ、鍵閉めるの忘れたかなという時に見て活用する。

高齢者にとって、変化は恐怖です。また、先日もサーバーエラーがあり、一部機能が使えなくなったようです。

鍵の持参については説明書でも記載があります。万が一、さまざまな理由で開かなくなった場合のことを踏まえ、リアルな鍵の持参は推奨されています。

つまり、基本的には両親にはいつもと変わらない行動を求めています。このスマートロック設置ののメリットは、鍵をかけ忘れた時に遠隔で施錠し、または鍵をかけたかどうか不安な場合にアプリを確認することで、余計な不安を取り除き、家のセキュリティを確保するということにあります。

Qrioでできる、その他の機能

  • スマートタグを子供に持たせる事で、職場先から子供の帰宅をLINEで確認できる機能
  • 暗証番号やカードキーで開閉する装置
  • 法人物件管理

などなど、利便性を追求すればまだまだ無限の可能性があります。

実際に使用してみての感想

では使用してみての両親の感想です。

  • 非常に便利 鍵閉めは記憶力低下と共に不安が大きかったが、安心することができる。
  • 以前の鍵は継続して持参しているが、開閉時にはスマホを使っている。
  • 合鍵を息子家族に電子キーでシェアできるのはとても助かる。
  • 何より、出先で鍵を確認し、解錠施錠ができるということが素晴らしい。

と、設置してよかったと大満足な様子です。

最初はハッキングされたらどうするのだとか、停電で入れなかったらどうするのだとか、色々なことを言っていましたが、泥棒に入られても実家には特に盗まれる価値のあるものはないし、電池式なので停電は無関係、リスクがあるとすればシステム障害だが、そこは鍵を持つ事で解消されると説明し、最後は納得して導入しました。

スマートホームは高齢者にこそ必要

ちなみに両親はエアコンも新しくしたので、こちらもスマホ遠隔操作設定をしておきました。35度を超える猛暑日に、出先から冷房をOnにすることができるのは、彼らにとって夢のようなソリューションだそうです。

このような設定をサポートしてあげることこそ、現代における最大の親孝行なのかもしれませんね。