
水道民営化 これは重大な問題です。
ついにこの時期が来てしまいましたね。
日本の水道は長い間、リーズナブルに使う事ができていました。
しかし、日本全国に張り巡らされた水道管の老朽化と、莫大な設備維持費をまかなってきた税金が、人口減で耐えられなくなっているのです。
各市町村が管理しているため、市によって水道代金は違う訳ですが、人口が減っている市町村では、当然、維持が難しくなってくるでしょう。
民営化となれば、経営をしてくるので、水道代の値上げも当然、最優先課題として出てきます。
以前水道を民営化したフランスでは、水道代金が2倍にまでなったと言う話もあるほどです。
そうなってくると、娯楽である芝生管理やガーデニングの水やりに使う水道代金は、大きな負担となってのしかかり、家族の同意も取りづらくなるかもしれません。
そこで今日は、今後の水道代の節約についてです。
雨水タンクをご存知ですか?
雨水タンクとは、雨水を有効活用する道具です。
各家庭においてはガーデニングの水やりの一助となるのですが、その地域でも、洪水対策として効果を発揮する優れものです。
例えばある都市に50万世帯の持ち家世帯が住んでいるとします。それぞれに100リットル雨水を貯める事が出来る雨水タンクがあるとします。
集中豪雨等の際に、各家から排水溝に流れ出るはずだった雨水が、雨水タンクに貯まる事で、100リットル×50万世帯分=5000万リットル 一時的に止める事が出来る。
これは大きなダムの貯水量レベルです。
貯水池やダムを造るより遥かに安く洪水を防げる可能性がある事から、雨水タンクには、高い補助金が設定されています。(市町村による)
雨水タンクを活用しよう
そんな地域の治水にも貢献できる雨水タンクは、水道民営化で水道代金が上がる可能性のある今後はより注目されていくと思います。
とくにガーデニングの水は、雨水で十分機能しますので、スペースがあれば、絶対に購入すべきです。デメリットが見つかりません。
活用しない手はありません。
雨水タンクのメリット、デメリット
メリット
- 雨水をガーデニングの水やりに活用できる
- 雨水を活用していると良い事をしている気分になれる(重要)
- 地面や道路にしみ込む水を溜めるため、地域の治水対策になる
デメリット
- 置き場所の確保が必要
「雨水タンクは苔が生えるとか、虫がわく」
とか、いろいろ言われていますが、日光が中に入らない雨水タンクを選び、フタをしっかり閉めれば、何も問題は起きませんので気にしないでください。
雨水タンクでデメリットを書いている人は、使った事が無いか、デザイン重視で悪い素材のものを購入してしまったか、どちらかだと思いますね。
温暖湿潤気候ですが、1年の半分は湿気が多い日本。
ここはやはり日本の事を知り尽くした、日本のメーカーの研究力が物を言います。
雨水タンクをさらに便利に使用する為に
使用して3年の私があえて一つ、不満を言うとすれば、ジョーロに水を入れる際に、何度も往復するのがしんどいと言う事。
最近は排水ポンプを中に入れて、くみ上げてホースから電動で出しています。
コレは非常に楽です。
そのポンプが雨水タンクに入る大きさかどうかが一番の問題ですので、特定の商品を出す事は差し控えたいと思いますが、一度、Amazonなんかを覗いてみるのも良いかもしれません。
水道代が実際にじりじり値上げされて、高くなったとあたふたするよりも。事前に対策を打っておいて、今迄以上に、ガーデニングのみずやりを楽しんじゃいましょう!!!