姫高麗芝を破壊してみました。

 

ごぶさたしております。はちろうです。

 

「なんとひどい事を」

 

と、感じられるかもしれませんが、ある時期まできれいに育っていた
姫高麗芝を、思い切って剥がし、破壊し、西洋芝を植えてみました。

 

私のような素人が、粘土質の土を耕し、姫高麗芝を張り、2年後に破壊、
そして、土を取り除き、砂を入れ、関東では夏超えが難しいとされる寒地芝を植える。

 

こんな事を、一人でやった暇人は、あまりいないと自負しています。

 

姫高麗芝を剥がして破壊するまでの経緯

 

2015年2月、天然芝に興味を持った私は、粘土質の水はけの悪い我が家の庭を見て、驚愕します。

 

「この粘り気のある土だと、きれいな芝生は出来ない」

 

そこで私は、軽い気持ちで20センチ土を掘り、除去し、そこに市販の床土を入れ土壌改良し、姫高麗芝を張る事を思いつきました。

 

15平米の広さ。たいしたことない。

 

そう思いましたが、非常に考えが甘かった。

 

ここで皆様に問題です。

 

15平米の広さの庭を10センチ堀り、その土を除去する。
このときの土の重さはどのくらいでしょうか?

 

正解は、

 

 

1.5トン・・・

 

 

私は1.5トンの土を掘り、土嚢袋に入れて、業者の土捨て場まで持って行きました。

 

 

超大変でしたが、おかげさまで、ある程度の芝生を完成させる事が出来ました。

 

 

でも姫高麗芝や高麗芝、野芝などの日本芝と言われる種類は、冬に茶色く変色して冬眠期に入ってしまうんです。

 

これがむしょうに気に食わなかった私は、更なる暴挙に出ます。

 

芝生のオーバーシーディング からのぉ  失敗

 

オーバーシーディングとは、日本芝が茶色くなる寸前に、西洋芝の種を撒き、冬の緑を維持し、春先に、入れ替える 1年中緑を維持する為の方法です。

 

ちょうど10月下旬に種を撒き、結構うまくいっちゃったんです。

↓発芽の様子

冬も緑になり、とても満足していました。

 

で、春

 

入れ替えようとしたら、冬の芝生がなかなか枯れない。
ちゃんとオーバーシーディング専用の種を撒いたのに・・・。

 

強制的に枯らせようと思って撒いたのが、アージランという農薬。

 

分量を間違えたのかなぁ・・・

枯れちゃいました。

↓これ、5月の様子。何もしなければいやと言うほど緑の季節にこのざまです。

 

つまり、復活は無い状態にまでなってしまったのです。

 

酷暑の夏も、水も与えず完全放置。

 

趣味の芝刈りが出来なくなってしまい、私は、やさぐれちゃったのです。

 

芝生管理の失敗で見えたもの

この酷暑に完全放置したにもかかわらず、生きていた部分の芝生は勝手に成長して行きます。

 

そして、少しずつ、枯れ死んでしまった部分を緑で覆い始めたのです。

 

「結構、芝生の生命力、あるな」

 

ここでひらめきました。

 

夏超えが難しいとされる西洋芝も、結構いけるんじゃないかと。

 

西洋芝ゴルフ場のグリーンを作りたい@関東!!!

 

もう、電波少年のノリです。

 

ゴルフ場のグリーンのような芝庭は、どんな本を読んでも、素人は無理と書いてあります。

 

だからやってみたくなっちゃったんです。

 

本を読んで、プロの方がどのように床土を作り、どのように管理しているかはよくわかりました。

 

でも、放置してもある程度成長した生命力を信じて、そこまでやらなくても何とかなるのではないかと考えていた私は、深さを通常の半分程度で土壌改良しても、育つのではないかと考えていました。

 

西洋芝(寒地芝)の種の選定

 

ただ単に、ベントグラスを植えても面白くない。

そう思った私は、あまり聞き慣れないような芝生の種類が無いか、調べてみました。

 

すると、

 

007 TYEE など、なにやら変な名前の種がヒットしました。

 

簡単に言うと、ベントグラスなどの芝生は新種の開発が盛んで、007やTYEEなどは、第四世代と言われる最新のベントグラスだそうです。

 

アメリカのゴルフ場では、どんどん入れ替わっているようですが、日本のゴルフ場では、まだまだ数えるほどしか使っていないこの新種。

 

ましてや素人が植えるなんてあまり無い事でしょう。

 

寒地芝は気温25度を超えると成長どころか衰退します。
これが、関東以西では夏超えが無理と言われるゆえんです。

 

ゴルフ場は、そこをカバーすべく、グリーンキーパーが徹底管理しているから枯れないのであって、お前ら素人は基本無理。

 

とまぁ、環境としてはこんな感じです。

 

でもこの第四世代の芝生達は、寒地芝の弱点を補う形で改良されているので、夏に強い種になっているとの事。

 

即刻、TYEEという種を購入しました。

 

寒地芝用に2度目の床土改良。

 

15平米の庭を、15センチを目標に再度土を掘ります。
そこに10センチの川砂を入れ、ピートモスなどの改良材を混ぜます。

1、5トンの土を廃棄し、1、5トンの砂をダンプで流し入れ・・・

 

あほでしょ?

 

で、Tyeeを植えました。

 

植えてから1週間で発芽し、2週間である程度様になってきました。

 

さて、コレからどうなる事やら・・・

Tyee種を撒いて2週間後の様子(保護シートの上から撮影)

 

 

ちなみに、20平米くらいまでは、芝刈り機は手動の方が良いです。
電動は使い勝手や保管場所、コードが長い等、想像している以上に楽にはなりません。

 

また、ゴルフ場のグリーンのような状態に少しでも近づける為には、短く刈れる芝刈り機でないと実現できません。

床土改良からしっかりやらないと、短くは刈れないのですが、

 

とにかく、芝刈り機は切れ味の鋭い良い物を購入してください。

 

 

暖地芝の方もそろそろ刈り納め。

 

来年に向けて道具や肥料をそろえる時期ですね。

 

芝生は道具で大きく見栄えが変わる物です。

 

形から入る人が成功する分野かも知れません。

 

一流の芝生は、一流の道具から。